Syamsuddin al-Sumatrani

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[54] Syamsuddin al-Sumatrani (d. 1039/1630)
شمس الدين بن عبد الله السمطراني‏

シャムスッディーン・スマトラーニー Shams al-Din al-Sumatrani

1575年以前に生まれ、1630年に没した。生涯はよく分からない。アチェの政界で中心的な役割を占めた。

主著『信仰者たちの鏡』(Mir’āt al-mu’minīn)は、彼の一元論的思想を最もよく示すものであるが、おそらく時のスルタンの支援のもと書かれたものである。ファンスーリーによってマレー世界に導入されたイブン・アラビー流の一元論は、スマトラーニーの努力によって、スルタンの庇護を受ける「公式見解」的な主流の位置を占めることになったといえる。

彼は、マレー語でもアラビア語でも著作を遺している。アラビア語の重要な著作に、『真理の宝石』(Jawhar al-ḥaqā’iq)がある。(東長 靖)


[54-R] 研究書

§ [54-R]

◆ (1583 ) Sum-Research-1 =BA10886997, BA8570472X
van Nieuwenhuijze, Christoffel Anthonie Olivier. Šamus 'l-dīn van Pasai : bijdrage tot de kennis der Sumatraansche mystiek : proefschrift ter Verkrijging van den Graad van Doctor in de Letteren aan de Rijksuniversiteit te Leiden. Leiden : Brill, 1945, viii, 418 p.

  • シリーズ: Mededeelingen van de afdeeling volkenkunde van het koloniaal instituut ; extra seire, no. 8
  • 所蔵: アジ研、京大東南ア、東大文・イスラム