Abdullah Uşşaki

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[81] Uşşakî, Abdullah Salahattin (d. 1197/1782)
صلاح الدين عبد الله بن محمد عبد العزيز العشاقي‏

アブドゥッラー・サラーハッディン・ウッシャーキー Abdullah Salahattin Ussaki

ハルヴェティー教団の四大支教団のひとつアフメディー教団の下位教団ウッシャーキー教団系の教団に属するスーフィー。

バルケスィル生まれとされるが、ルメリのケスリイェという町で生まれたという説もある。イスタンブルに出て教育を受け、のちに大宰相府で書記の仕事に就いた。父親も書記であった。大宰相ヘキムオール・アリ・パシャの用人となり、アリ・パシャが大宰相の任を解かれ各地に異動した際にもつき従った。エディルネでジェマーレッディン・ウッシャーキーを訪れ弟子入りしたのち、スーフィズムの道に身をささげることを望み、アリ・パシャの許しを得て公職から離れた。スーフィズムの修行に励んでいたころ夢にイブン・アラビーを見、それ以降、数々の神秘が顕現するところとなった。以後著述をはじめたが、自らがポストニシンを務めるテッケが火事で焼け、そのあとしばらくして亡くなった。(今松 泰)


[81-R] 研究書

§ [81-R]

◆ (2209 ) SU-Research-1
Akkuş, Mehmet. Abdullah Salāḥaddīn-i Uşşāḳī (Salāḥī)’nin Hayatı ve Eserleri. İstanbul : Milli Eğitim Basımevi, 1998. xviii, 232 p.

  • シリーズ: Milli Eğitim Bakanlığı Yayınları ; 2602 . Bilim ve Kültür Eserleri Dizisi ; 674 . Araştırma-İnceleme Dizisi ; 56