Burhan al-Din Janam Bijapuri
[50] Burhān al-Dīn Jānam Bījāpūrī (d. 990/1582 ; 1005/1597)
برهان الدين جانم بيجاپوري
ブルハーヌッディーン・ジャーナム・ビージャープリー Burhan al-Din Janam Bijapuri
デカン高原の都市ビージャープルで活動したチシュティー教団のスーフィー。系譜上は、ムハンマド・ギースーディラーズの4代後にあたる。
高名なスーフィーであった父ミーラーンジー(Mīrānjī Shams al-‘Ushshāq, 902/1496没)の弟子となり、しばらく故郷を離れた後父のハーンカーを継いで、ビージャープルのチシュティー教団において中心的なシャイフとなった。
ミーラーンジー、ジャーナム親子と弟子のマフムード・ホシュダハーン(1026/1617没)の作品には、イブン・アラビー思想の影響が強く見られるという(Chittick. “Notes on Ibn al-‘Arabi’s Influence,” p. 229)。平易な言葉で存在論を説いた『修行者の宝庫』(Makhzan al-sālikīn)や、『真実の言葉』(Kalimāt al-ḥaqā’iq)といったペルシア語作品に加え、ダキニー・ウルドゥーでも『教導の書』(Irshād-nāma)を始めとした多くの作品を著した。(二宮 文子)
- 参考文献
- Chittick, W. C. “Notes on Ibn al-‘Arabi’s Influence in the Subcontinent.” The Muslim World vol. 82-3/4, 1992, pp. 218–41.
[50-1] ارشاد نامه
§ [50-1] Janam-1
《校訂》
◆ (1523 ) Janam-IN-1 =BA60577804
برھان الدین جانم بیجاپوری. ارشاد نامہ. مرتبہ محمد اکبر الدین صدیقی. حیدر آباد، دکن : شعبہ اردو، عثمانیہ یونیورسٹی۱. ۳۰۴ ص.
- シリーズ: سلسلہ مطبوعات "قدیم اردو"، شعبہ اردو، عثمانیہ نونیورسٹی ؛ دور ۲، جلد ۱
- 所蔵: 東外大