イスラームの聖者信仰とキリスト教の聖者信仰の比較のため、カトリックの諸教会における聖遺物を中心に調査を行いました。
Kenan Rifai Center for Sufi Studies
Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto University
イスラームの聖者信仰とキリスト教の聖者信仰の比較のため、カトリックの諸教会における聖遺物を中心に調査を行いました。
2017年度第1回スーフィズム・聖者信仰研究会を下記の通り行いました。
【日時】:2017年7月23日(日)12:30 ~18:15
【場所】:京都大学 総合研究2号館4F会議室(AA447)
【言語】:日本語
【プログラム】:
12:30-13:30 イタリア調査概説 藤原久仁子
13:45-15:15 研究発表① 石川喜堂「アッタール『鳥の言葉』における詩的言語の解明 ―文学理論を枠組みとして用いて―」
15:30-17:00 研究発表② 池邉智基「労働の教義と実践―セネガル・ムリッド教団の共 同体バイファル―」
17:15-18:15 今年度活動予定(合宿・研究会・WOCMES-5等)についての打ち合わせ
Ali Vural Ak Center for Global Islamic Studies at George Mason Universityのホームページに『日本におけるスーフィズム・タリーカ・聖者信仰研究文献目録』のレビュー及びセンターの活動についての記事が掲載されました。
https://www.themaydan.com/2017/06/bridge-two-easts-sufi-culture/
京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター第一回国際シンポジウム “Islamic Studies and the Study of Sufism in Academia: Rethinking Methodologies”を開催しました。
国内外(トルコ、アメリカ、中国、日本)から様々な地域と専門分野を研究対象とする第一線の研究者35名をスピーカーとしてお招きし、イスラーム研究及びスーフィズム研究に関する発表、国内の若手研究者も交えての有意義な議論が行われました。
2日間にわたり約120名が参加し、トルコ共和国大使館からもアフメト・ビュレント・メリチ閣下にお越しいただきました。シンポジウムの内容はYou Tubeを通して生中継され、世界に向けて最先端のスーフィズム・聖者・タリーカ研究を示すことができました。
また、日本のスーフィズム・聖者・タリーカ研究に関する書籍、日本語訳のクルアーン、日本-トルコ関係資料の展示も行われ、多くの参加者の興味を引きました。
【日時】2017年5月20-21日 【場所】京都大学稲盛財団記念館3階大会議室 【プログラム】 5月20日 |
SIAS-KIAS Joint Workshop “Ideals and Actualities in the Islamic and Christian World”を下記の通り開催いたしました。
【日時】 2017年3月25日(土)13:00-17:10
【場所】 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)
【プログラム】
Opening Session
MADONO Kotoko (Kyoto University)
Niyazi-i Misri’s Concept of Wahda al-Wujud and the Prophethood of Hasan and Husayn
SUENO Takanori (Kyoto University)
Akbarian Tradition in West Africa: The Case of Ibrahim Niyas
YAMAMOTO Saki (Ochanomizu University)
Constructing Women’s Cooperating Space in Post-colonial Algeria: A Case Study from the Movement of a Catholic Community in Kasbah
ISHIKAWA Kido (Kyoto University)
‘Defamiliarization’ in `Attar’s Mantiq al-Tayr: The Poetic Language in `Attar’s Work
MATSUDA Kazunori (Kyoto University)
Mawlid Writings in 19 Century South Asia: The Case of Shah Ahmad Sa`id Mujaddidi
YAMAMOTO Naoki (Kyoto University)
Encyclopedia and Spiritual Journey (al-Sayr wa al-Suluk): A Study of Ibrahim Hakki Erzurumi’s Ma`rifetname
General Comment by Ahmed Zildzic (Sarajevo University)
AFOMEDI Conferenceを下記の通り開催いたしました。
【日時】2017年3月10日・11日
【場所】Institute for Mediterranean Studies in Busan University of Foreign Studies
スーフィズム教育プロジェクトがイスタンブル・ウスキュダル大学を中心に行われました。京大から4名、東大から1名の大学院生・PDが派遣され、連日熱心な講義を受けました。
スーフィズム・聖者信仰研究会合宿を下記の通り開催しました。
【日時】 2016年12月17、18日
【場所】東洋大学熱海研修センター
【発表者・タイトル】
近藤文哉(上智大学)「エジプトのマウリドにおける砂糖菓子人形の研究とその課題」
松田和憲(京都大学)「19世紀南アジアのスンナ派における分裂と改革―シャー・ムハンマド・イスマーイールの聖者崇敬批判とその影響」
丸山大介(防衛大学校)The Cambridge Companion to Sufism 第4章Morality in Early Sufi Literature
新井和広(慶應義塾大学)ボスニアとサラエボの調査報告
安田慎(帝京大学)『イスラミック・ツーリズムの勃興―宗教の観光資源化』
井上貴恵(東京大学)The Cambridge Companion to Sufism 第7章Morality in Early Sufi Literature
イスタンブル・ウスキュダル大学にて、センター設立記念シンポジウムが開催されました。これは、翌年まで続くスーフィズム教育プロジェクト「二つの東をつなぐ橋(The Bridge of Two Easts: Education Program for Sufi Culture)の皮切りとして行われたものです。日本側からは、東長靖センター長、赤堀雅幸上智大学教授、丸山大介防衛大学校准教授が発表を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=OK9gn3NAv6U
トルコの新聞でもこのシンポジウムは紹介されました
https://www.dailysabah.com/life/2016/10/25/turkey-japan-to-join-hands-for-sufism-project-1477334042