当センター長・東長靖が2020 International Mediterranean Conferenceにて講演しました

2020 International Mediterranean Conference “Exchanges, Conflicts and Coexistence in Central Mediterranean”が下記要領で開催され、当センター長・東長靖がAFOMEDI(地中海研究機関アジア連合)を代表してOpening Ceremonyで講演しました。

【日時】2020年9月17日(木)、18日(金)
Zoom会議
 
【主催】
Institute for Mediterranean Studies, Busan University of Foreign Studies (IMS)
Mediterranean Institute, Malta University
 
【共催】
Asian Federation of Mediterranean Studies Institutes (AFOMEDI)
Korea Research Foundation, Busan University of Foreign Studies, OHEVDAY
詳しくはこちら(IMS HP )をご覧ください。

第4回イスラーム世界の共生に関する研究会を開催しました

【日時】9月16日(水)13:00~15:00
Zoom会議

【発表者・タイトル】
山根聡(大阪大学)「18世紀パンジャーブのスーフィー詩人ブッレー・シャーについて」
二宮文子(青山学院大学)「インドにおけるスーフィズムと「共生」のイメージ: AIUMBとWorld Sufi Forum 2016から」

【主催】
公益財団法人JFE21世紀財団「スーフィズムに基づくアジア型イスラームの共生思想とその実践」
公益財団法人三菱財団「イスラームの多文化共生の知恵―周縁イスラーム世界のスーフィズムに着目して」

【共催】
京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター(KR)、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、大学共同利用機関法人・人間文化研究機構(NIHU)京都大学拠点、科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム神秘主義の構造的理解-スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の解明」

第3回イスラーム世界の共生に関する研究会を開催しました

【日時】8月25日(日)13:00~17:00
Zoom会議

【発表者・タイトル】
東長靖(京都大学)「インドネシア・スーフィズムの挑戦―共生社会を目指して」
新井和広(慶應義塾大学)「『不信仰者』と『国民』:インドネシアにおける宗教間の共存をめぐる議論から」
中西竜也(京都大学)「イスラームの「中国化」再考」
和崎聖日(中部大学)「中央アジアのスーフィズム―ジャフル儀礼からみる共生の思想」

【主催】
公益財団法人JFE21世紀財団「スーフィズムに基づくアジア型イスラームの共生思想とその実践」
公益財団法人三菱財団「イスラームの多文化共生の知恵―周縁イスラーム世界のスーフィズムに着目して」

【共催】京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター(KR)、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、大学共同利用機関法人・人間文化研究機構(NIHU)京都大学拠点、科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム神秘主義の構造的理解-スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の解明」

当センター長・東長靖がウスキュダル大学のためのオンライン講義を行いました

当センター長・東長靖がトルコ・ウスキュダル大学Institute for Sufi StudiesのInternational Intensive Summer School of Sufi Studiesのため、オンラインにて講義を行いました。

【日時】2020年7月25日
【タイトル】
“Asian Perspective of Sufism: From al-Mashriq al-Aqsa to al-Mashriq al-Adna

詳細は下記をご覧ください。

International Summer School | Tasavvuf Araştırmaları Enstitüsü (uskudar.edu.tr)

第2回イスラーム世界の共生に関する研究会を開催しました

【日時】2020年7月12日(日)13:00~15:00
Zoom会議

【発表者・タイトル】
岡井宏文(共愛学園前橋国際大学)
「イスラーム団体の活動と『多文化共生』−宗教セクターによる社会支援を中心に」
子島進(東洋大学)
「現代日本における共生−福島の農業支援、ならびに大学・モスク交流の現場から」
 
【主催】
公益財団法人JFE21世紀財団「スーフィズムに基づくアジア型イスラームの共生思想とその実践」
公益財団法人三菱財団「イスラームの多文化共生の知恵―周縁イスラーム世界のスーフィズムに着目して」

【共催】
京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センター(KR)、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)、大学共同利用機関法人・人間文化研究機構(NIHU)京都大学拠点、科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム神秘主義の構造的理解-スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の解明」

ジャカルタでKU–UIN Joint Seminar “Wisdom of Coexistence in the Islamic Thought: Graduate Seminar on Sufism”を開催しました

【日時】2020年2月17日(月)10:00−17:30

【場所】Theater, Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah, Jakarta

【プログラム】

Keynote Speech 1: TONAGA Yasushi (Kyoto University) “Wisdom of Coexistence according to Sufism”

Keynote Speech 2: Oman FATHURAHMAN (Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah) “Female Indonesian Sufis: Shattariyah Murids in the 18th and 19th Centuries in Java”

SESSION 1 (Chair: FUTATSUYAMA Tatsuro)
TANAHASHI Yukari (Kyoto University) “The Theological Thought of Muḥammad ibn Sulaymān al-Jazūlī”
Arif ZAMHARI (Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah) “Innovation in Indonesia’s Sufi Tradition: Urban Majlis Zikir dan Salawat”
Bambang IRAWAN (Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah) “Tasawuf and Radicalism”

SESSION 2(Chair: Agus RIFA’)
Yoyo HAMBALI (Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah) “Ibn ‘Arabi on Relation of Sshari’a and Haqiqa”
MATSUDA Kazunori (Kyoto University) “Sana’ullah Amritsari and his Urdu Proses”
M. NIDA (Universitas Islam Negeri Syarif Hidayatullah) “Kyai Hasan Maolani; Tarekat and Collonialism”

【共催】
Kenan Rifai Center for Sufi Studies (KR),
Center for Islamic Area Studies (KIAS)
Graduate School of Asian African Area Studies (ASAFAS)
Jakarta Liaison Office of Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University
Graduate School of UIN

東長靖先生がウスキュダル大学にて特別講義を行いました

【Date】October 21st, 2019
【Venue】The University Senate Meeting Hall, Üsküdar University
【Speaker and Titles】
TONAGA Yasushi
“Japanese Studies on Sufism”
“Ethics and Mysticism in the Fanā’ Theory”
“Taking-off Shoes: According to Abdullah Bosnevi”
 なお、講義の様子はウスキュダル大学HPにも掲載されました。
https://uskudar.edu.tr/en/icerik/4516/prof-yasushi-tonaga-lectured-at-uskudar-university
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=niqkdqZaLrw&feature=youtu.be

KIAS-KR Workshop: Middle Eastern and Islamic Studies in the East and the Westを開催しました

【Day and time】October 28 (Mon), 2019, 17:00-18:00

【Venue】Kyoto University, Main Campus, Research Building No. 2, 4th Floor, Lecture Room (AA401)

【Speakers and Titles】
TONAGA Yasushi (Kyoto University) “Middle Eastern and Islamic Studies in Japan”

Ondrej BERANEK (Czech Academy of Sciences) “Middle Eastern Studies in the Czech Republic”

Language: English

2019年度第3回KRセミナーを開催しました

2019年度第3回KRセミナー”Transmission of Spiritual Knowledge from Arabia to Northwest China: Ma Laichi Abu al-Futuh al-Sini and his Huasi Menhuan Sufi Order”を開催しました。


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Date & time: 25th September, 2019, 15:00 -17:00
Speaker: Dr. Florian Sobieroj (Institut für Orientalistik, Indogermanistik, Ur- und Frühgeschichtlicher Archäologie, Friedrich-Schiller-Universität Jena)
Title: “Transmission of Spiritual Knowledge from Arabia to Northwest China: Ma Laichi Abu al-Futuh al-Sini and his Huasi Menhuan Sufi Order”
Venue: Institute for Research in Humanities, the Main Building (1F Seminar Room), Research Bldg. No. 4, Kyoto University
Language: English
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【講演会報告】
フローリアン・ソビーロイ(Florian Sobieroj)氏に、ドイツのゲッティンゲン自然・人文科学アカデミー主催の、東洋写本カタログ化プロジェクト、KOHD (Union Catalogue of Oriental Manuscripts in German Collections)についてご紹介いただいた後、中国西北部のスーフィー教団、華寺門宦についてご講演いただいた。氏は、まず、華寺門宦の創始者、馬來遅の経歴について話された。とくに彼がメッカで師事した、Muhammad ibn Ahmad ibn ‘Aqilaの道統や学統(ナクシュバンディー、シャーズィリー、カーディリーの道統、ハディース学統、イブン・アラビー学統)を、ドイツ所蔵のアラビア語写本史料などにもとづいて明らかにし、加えて後者が前者に発給したイジャーザ(免許皆伝・布教許可書)について解説された。このイジャーザは、中国の民間所蔵史料であり、氏が偶然に発見したものだという。また、馬來遅がメッカで師事したその他のムスリム学者たちの素性、中国帰国後の馬來遅の足取り、彼とジャフリーヤ教団の創始者、馬明心との関係を、先行研究やジャフリーヤのアラビア語聖者伝(Kitab al-JahriManaqib)によって説明された。最後に、MinsharMada’ihMawludといった、華寺やジャフリーヤで使用されている祈祷書についても、解説を加えられた。総じて、氏のご講演は、従来史料的な限界から停滞していた、中国イスラームとヒジャーズのウラマー・ネットワークとの関係に関する研究を一歩前進させる、大変貴重なものであった。

(文責:中西 竜也 京都大学人文科学研究所)

 

セネガルで現地調査を行いました

下記の日程でセネガルにて現地調査を行いました。

【日程】2019年8月30日~9月8日

【メンバー】
東長靖(京都大学)
小牧幸代(高崎経済大学)
安田慎(高崎経済大学)
二ツ山達朗(平安女学院大学)

【主催】
科学研究費補助金・基盤研究(A)「イスラーム神秘主義の構造的理解-スーフィズム・タリーカ・聖者信仰複合現象の解明」

 

    Grande Mosque at Kaolack     Mausoleum of Ibrahim Niyasse
 Dakar Central Mosque where
preaching was held in Arabic
       Saints drawn on the walls