2023年1月30日ー2月6日「穏健イスラーム」研究インドネシア調査を実施しました

科研基盤A「非アラブにおける穏健イスラームの研究-インドネシア・パキスタン・トルコの事例から」と平和中島財団アジア地域重点学術研究助成「イスラーム主義に対抗する穏健イスラームの試み―インドネシアの「宗教的穏健化」政策を中心に」の現地調査を、インドネシア・ジャカルタにおいて以下の日程で実施しました。

1月30日 Masjid Lautze(老子モスク。中国系のモスク。イマームに聞き取り調査)
1月31日 Iik Mansur Noor氏(UIN[Universitas Islam Negeri、国立イスラーム大学]教授)訪問
2月1日 Oman Fathurahman氏(UIN教授)訪問
2月2日 UNUSIA(Universitas Nahdlatul Ulama Indonesia、インドネシア・ナフダトゥルウラマ大学、1999年創設)訪問(Dr. Fariz Alnizarと面談。教育研究について聞き取り)
2月3日 UIN訪問(Conveyプログラム責任者 Ismat Ropi氏に聞き取り調査ののち、Oman Fathurahman氏からModerasi Beragamaについての概要の説明を受けて質疑応答)+プサントレン・アル=ハーミディーヤ(オマン氏が校長)に招かれ生徒たちと交流
2月4日 前宗教大臣Lukman Hakim氏らから聞き取り調査
2月6日 元ムハンマディア総裁のSyafii Maarifの思想に影響を受けたNPOを往訪、同団体が取り組んでいる若者を対象とした「脱過激化(deradicalization)」トレーニングや、インドネシア国内のキリスト教、仏教、儒教団体との交流の内容につき聴取


1.Masjid Lautze外観

2.Masjid Lautze内観

3.Masjid Lautze責任者と

4.UINにて、Iik Mansur Noor教授(左)らと

5.UNUSIAにて、Dr. Fariz Alnizarと

6.Al-Hamidiyahプサントレンにて

7.左が本プサントレン創設者



プサントレン・アル=ハーミディーヤでの東長センター長のインタビュー